コピペ集

コピペ集

脱糞

高速バス

真夏の夜のあたかも

お色気

掲示板より転載


脱糞

戸部くん(授業中に出したら中学校生活終わると思ったことがあたかもしれない…)
戸部くん(そうだ、大声出して音をかき消そうと思ったことがあたかもしれない!)
戸部くん「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああたかもしれない!!!!!!!!!!!」
私「と、戸部くん、ど、どうしたの?いきなり大声とか出して」
戸部くん「なんでもないと思ったことがあたかもしれな(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
私「やっぱり戸部くんってわけがわからない」

長谷川亮太作


高速バス

 目次   

戸部くん視点

夏実視点

バス運転手視点

メロス視点

カレーライスの少年視点

兵十視点

ルロイ修道士視点

40歳戸部くん視点

椅子視点

盆土産の父親視点

よく戸部くんの真似をしている中学生視点

ヤンおばさん視点

シンタとシュンタ視点

ぐうちゃん視点

ディオニス王の手下視点

戸部くん視点

明日は九州で大学の入学式。高校を卒業し、大学のサッカー部でボール磨きの達人を目指す俺は自分で交通費を出そうと思ったことがあたかもしれない。俺は節約も兼ねて長距離バスを利用しようと思ったことがあたかもしれない。

長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、搭乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまったかもしれない。
冷ややかな視線に中学校の国語の教科書に載せられていた時代を思い出す。「俺は戸部だ、こいつらとは違う」そう思い、嫌な気分をかき消したと思えたことがあたかもしれない。

俺が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だったと思ったことがあたかもしれない。狭いシートに尻が痛むかもしれない。
到着するまで寝ようと思ったが隣が夏実ということもあり緊張したことがあたかもしれない。

そこで俺は暇を潰すために家から持ってきたサッカーボールを磨くことにしたかもしれない。
ガサゴソと包装紙から泥だらけのサッカーボールを取り出し磨く。たまらないと思ったことがあたかもしれない。
意外に汚れていなかったのと土が乾燥してるせいもあったかもしれないが、大きなサッカーボールはあっという間にピカピカになり、気持ちいいと思ったことがあたかもしれない。

暇を潰してしばらくするとバスはギンモクセイの木があるSAで休憩についた。ギンモクセイの木があるSAにはいろんな店があり俺は時間を忘れて食べ物片手にボール磨きをしていたしたかもしれない。

再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、俺に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかったかもしれない。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないイイイイ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

もうすぐ大学生になる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

ギンモクセイ撲滅委員会作

夏実視点

入試もひと段落、明日は九州で親友とお疲れパーティー。両親からもいよいよ独立し、経済的にも社会的にも自立を目指す私は当然自分で交通費を出す。私はお財布もキツイし節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。

バス乗り場で予定通りに乗車。一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく表れたかと思ったらまさかの戸部くん。彼は悪びれもせずズンズンこちらに歩いてくる。
ゲッ、もしかして隣の席は戸部くんなのだろうか、サイテーの気分。「あたかもしれない」とかボソボソ喋っていてメチャクチャキモイ限界。

もー早く降りたいよ!なんで戸部くんが隣なの!私が乗る長距離バスは4列だった。値段で選んだのは人生最大の失敗だった。
どうにかして到着するまで寝ようと思ったけれど隣の戸部くんの独り言と妙な泥の匂いが気になって眠れない。

しばらくするとキモイコイツは何やら鞄を開けて何をするかと思ったら、何と泥だらけのサッカーボールを取り出してる!メチャありえないんですけど!!助けてお母さん。もう涙目だ。
ガサゴソと包装紙からサッカーボールを取り出したかと思うと磨きだしべちゃべちゃと泥を跳ねている。キツイ泥の臭いも広がって車内の空気は最低だ。

泥の塊もわしづかみにしてボロボロ床に落としている。最低。サッカーボールは綺麗になったのにゴシゴシと大きな音を立てて磨いている。
流石に限界を感じイライラが爆発しそうになると、バスはギンモクセイの木があるSAで休憩に入り出した。せめて心の洗濯をしよう。手洗いに行き気分を少し紛らわせてバスに戻った。
隣の戸部くんはどうも食べながらボール磨きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。

車内の沈んだ空気を載せようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、隣の戸部くんが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
やっぱり戸部くんって、わけがわからない

GOLD wood STAR作

バス運転手視点

今日は新宿発、九州・福岡行きの夜行バス運転。もしあの時クジャクヤママユを盗まなかったら…。私はそう思いながら長距離バスの運転席に座った。九州行長距離バスの運転は初めてだったので、はりきり過ぎて1時間以上早く出勤、事務所へ顔を出したさいにみんなから気張り過ぎだぞとなだめられてしまった。
出発時刻を過ぎたが乗客が一人揃わない。ようやく表れたかと思ったら悪びれもせすノソノソとこちらへ向かってくる。まるで幼少期の先生の息子のようだ。チケットを見せる時に「あたかもしれない」と呟いていて気味が悪い。
私が運転する長距離バスは4列だ。値段で選んだ客は失敗だったと思うことだろう。狭いシートだと尻が痛むのだ。
交代のSAに到着するまでは眠れないので昆虫図鑑を読んだが、緊張に加え客席のほうから生臭いした泥の臭いが漂ってきて面白く感じられない。
あまりに臭うので何事かとバックミラーに目をやると、先ほどの気味の悪い男が包み紙を取り出し、グチャグチャと音を立てながらサッカーボールを綺麗に磨いていた。
泥をボロボロとこぼしながら、まだ汚れが残ったままかばんへ放り込む。ガサゴソ!と音を立てながら二つ目のサッカーボールを取り出す。乗客はその様子と音でみな顔をしかめていた。
横の女子高校生だろう若い女性はこれが苦虫を噛み潰した顔だ、と言わんばかりに可愛らしい顔を歪めている。あとであの男がこぼした泥を掃除するのは私だ。いまいましい男め。思わず私も顔を歪めた。まるで嫌味を言われたときのように。
男が2、3個はあろうかと思われるサッカーボールを磨いた頃、バスはギンモクセイの木があるSAで到着、休憩についた。乗客を降ろして泥臭いバスを換気し、私も一服することにした。
出発時刻にまたもあの迷惑な男が遅刻した。やれやれと思いつつ、沈んだ空気を漂わせたバスを九州へと出発させた束の間、後方から椅子を激しく揺らす音と凄まじい叫び声が!
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
エーミールの何倍も最低な乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

中華作

メロス視点

最悪だ。4列シートの下に身を潜め、俺は毒づく。
俺はディオニス王の城に行きたいのだが、金と時間がないので長距離バスのシートに隠れて乗り込むことにした。
なのに俺が隠れてるシートに座ったこの男は、2度も俺の邪魔をしやがった。
最初は出発だ。指定の時間に遅刻して、バスの出発を遅らせた。おかげでタイムリミットが迫ってしまう。
偶然じゃねえ、この野郎、俺の頭上にケツを下ろす瞬間「いたかもしれない」確かにそうつぶやいたんだ。ディオニスの配下に違いない。
もう早くしないと間に合わないから運転手を眠らしてバスを乗っ取るために睡眠ガスをまいたら、今度はすました顔で包みを開いてサッカーボールをゴシゴシ磨き出した。これじゃ折角のガスも台無しだ。
運転手が泥の臭いを嫌って、ご丁寧にバスを停めて換気しやがる。こっちはこぼした泥が目に染みて、涙が出そうだ。
もうこれ以上、遅れることは許されない。だがこのままじゃ、確実に3度目の妨害が来る。
再び動き出したバスにつられるように、俺は決意した。バスから降りて走っていかなきゃならねえ。
こっそり窓を開けて、シートから這い出たのも束の間、怖れていた3度目が最悪のタイミングで来やがった。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
許してくれ、セリヌンティウス。

パフェ作

カレーライスの少年視点

明日は福岡でゲームの限定発売日や。ワイは独立や自立なんて全く興味ないから当然クソ親父から交通費をくすねて観にいくことに。
ホンマは飛行機でいきたかったんやけどクソ親父の財布に三万ぽっちしかなかったからしぶしぶ長距離バスでいくことに。
どうやら1人遅れているらしくバスはずっと止まったままや、狭苦しいバスで待たされてクソイラつく。
本来の出発時刻からゆうに30分が過ぎた頃にようやく表れたのは見るからにやばそうなきっしょい男やった。
大勢の人をこれだけ待たせたくせに謝罪の弁の一つもなく、横柄な態度でどかっとワイの前の席に座ったかと思えば
「あたかもしれない」などとボソボソ呟いていた。どうやら父親そっくりのヤバい奴らしい、話が通じなさそうだったので関わらんことに決めた。
到着するまでゲームでもしようと思ったが臭い泥の匂いが強烈に立ち込めているせいで鼻が刺激されて集中できん、どうやら例の男がサッカーボールを持ち込んでこの場で磨いているらしい。よそでやってくれ。
バスが走り出して小一時間ほどたったころにサービスエリアに到着した。ギンモクセイの木があるSAにはいろいろな店があって前の席のヤバい奴がサッカーボールを磨きながら食べていたカレーに食欲を刺激されたワイは時間を忘れてカレーライスの食べ歩き。
休憩時間が終わりバスに戻ったころには腹はパンパン。再び九州へ向けバスが出発したのも束の間、ワイに凄まじい便意が降りかかった。 あかん漏れる!そう思った瞬間
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
という奇声と強烈な大便の匂いが立ち込めた。
どうやらの前のやばい奴が先に漏らしたみたいやった、サンキュー脱糞男(ブリブリブリブチュチュブッブブッブブ)

癒し作

兵十視点

鰻屋を出禁になり母親が亡くなり挙げ句の果てに濡れ衣で狐を撃ってしまったワイは、やけくそになり九州行きの高速バスに乗り込んだ。ワイの席は後方部通路側。反対側の席には、ゲームを買いに行くのだろうか、Nintendoの柄の服を着た男性が座っていた。
給料の高い鰻屋で働き、かわいい嫁をもらい、ペットを飼うのが夢だった。その夢もたった一発の銃弾で崩れようとしている。
出発時間を過ぎたが、一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく現れたかと思ったら悪びれもせずズンズン着席した。ワイの前列の空席はコイツか。「あたかもしれない」とかなんかボソボソ喋っていてぐうキモイ。
こんなやつと一緒のバスなんか。一刻も早く降りて自由に動きたい。願いは虚しくワイが乗る長距離バスは4列。値段で選んだのは人生で二番目の大失敗だ。到着するまでシューティングゲームでもしよう。
しばらくすると彼は鞄を開け、ついにサッカーボールを取り出し磨き始めたのだ!いつとは言わんが、以前ワイも金持ちの靴磨きをさせられていたのでなんとも言えないですわ.....
シューティングゲームにも飽き、スマホでツイッターを見ていると、バスはギンモクセイの木があるSAで休憩に入り出した。自販機でコーヒーを買い、リフレッシュをした。
前列の野郎はどうも食べながらボール磨きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。こいつ調子乗りすぎ。火縄銃があれば撃ちたい。ようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、前列の男が急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
ワイの人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

まんぎつね作

ルロイ修道士視点

明日は我が天使園出身の戸部が九州で大学の入学式、戸部はもう今後ワシからの援助は受けない、などと寝ぼけた事を言いあろうことか、乗った経験のない長距離バスで行くとほざきだした。
電車の乗り換えすらもままならない戸部が長距離バスで無事目的地にたどり着けるだろうか、
そして言わなくともわかるだろう、ある不安が生じ念のため、戸部には秘密にして同じバスに乗る事にした。
若干の変装をして当日バスに乗車すると、一人遅れているらしく中々バスは動かない。半ば確信に近い予想を胸に待っていると、
遅れてやってきたのは案の定あの戸部だった。教師として他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。思わず人差し指を交差して打ちつけた。「あたかもしれない」、なにがあたかもしれないだ、日本人の癖にあたかもの使い方もわからんのか。
とりあえず予定から遅れたとはいえバスが無事出発した事に安堵したのも束の間、あの戸部はあろう事かサッカーボールを磨き始めた。
密室であのようなものを磨けば匂いが室内に充満する事なんて猿でもわかる。教師として教育に無関心だった事に、再び他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
綺麗になったであろうサッカーボールを磨いている音がワシを嘲笑しているかのように感じ、ここ最近の天使園の悪ガキを思い出す。
バスはギンモクセイの木があるSAに到着し、戸部にバレないようにバスの中に籠っているとまたしてもあいつは遅刻してきた。
さすがに呆れる感情すら馬鹿らしくなり少し仮眠を取ろうとすると前の方から椅子を激しく揺らす音が聞こえ
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
ワシのある不安は最悪の形で的中してしまった。

悪魔園作

40歳戸部くん視点

思えばあれから様々な事があった。教科書に載ったばかりに、見ず知らずのガキに顔面に落書きされたあげく言動を真似され、madが作られ、ホームページを勝手に作られ、ボール磨きの仕事も壊滅的。
一体どこだ。バラ色だったはずの人生が狂い始めたのはどこだ。記憶を辿り考える。そして、鯨の雲の形をした悪魔に魂を売り渡し、二度と元の時代に戻れないことを条件に、あの日まで時代を遡った。
2012年3月18日、バスターミナル。中々発車しないバスに乗客が苛立つのが手に取るようにわかる。そんな中、バスに近付く男の影。能天気に鞄を抱えてやってきた男。
来た、俺だ。ウッキウキで家を飛び出し、節約もかねてなどと余計な考えを起こして深夜バスに乗り込んだ2年前の俺。聴き慣れた声に乗せて、あのセリフが聞こえてくる。
「あたかもしれない」何があたかもしれないだ。お前はこれからずっと、中学校のガキ共に付きまとわれ続けるんだぞ。あたかもの意味も知らないを知らないガキ共に。
そしてバスが走る。すると、やはり聞こえてきた紙袋を漁る音。直後に漂う泥の香り、わかっていてもたまらない。今改めて第三者として見ると確かに迷惑極まりない行動だ。予め持ってきた長靴を磨いてやりすごす。
バスはサービスエリアに到着。今だ。俺がここに来た目的、それはサービスエリアで食べながらボール磨きをしている俺と入れ替わり、あの日の惨劇を回避することだ。そして教科書会社からのオファーを断り、人生の軌道を戻すのである。
目の前で五個目のサッカーボールを磨きはじめた男の肩を掴んで倒し、素早く手を後ろに縛る。そしてサービスエリア内のトイレに閉じ込めた。お前はそこで一生あたかもと言ってろ。俺がこれからを生きるんだ。
バスはトイレ内の2年前の俺を残して出発。完璧だ。一世一代の偉業を成し遂げた達成感に包まれる。しかしほっとしたのも束の間、俺の腹部に異変が起きた。食後に激しい動きをしたためか、腸内がめまぐるしく蠕動する。
このままでは俺がここに来た意味がなくなってしまう。お願いだ!静まってくれ!俺は生まれて初めて主に心からの祈りを捧げた。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢40にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

未来人作

椅子視点

九州行きの長距離夜行バス、車内に並ぶ4列シートの内の一脚が私である。ほんのりと銀木犀の香りがする、かなり質の良い椅子だ。
このバスとは生まれた時からの付き合いだ。10年も客席をやっていると、色々な事が起こる。
今日は私の上に座るはずの男が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「あたかもしれない」と一声、新顔の運転手も呆れている。
先にも言ったがこのバスは4列だ。この男は固い私の座り心地に憤慨しているかもしれないが、私の方も脅威の体重に背中が痛む。
それでも到着するまで静かに座っていてくれればいいのだが、ここで泥だらけのサッカーボールが登場。
上からボロボロと泥やら砂やらの破片が降り注ぐ。椅子の私だが、隣の女性に申し訳ない気分になる。
私の体が泥だらけになった頃、ようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
私の乗客の男も下車した為、暫くの休息を味わう。男はまたしても集合時間に間に合わず遅刻しているが、少し嬉しいのは椅子失格だろうか。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
こうして私は、椅子としての長い生涯を終えた。

コッシー作

盆土産の父親視点

都会で働いて5年目、私は田舎に住む子供に会いに行くために高速バスを利用することにした。
本来ならば電車を使うはずだったが予定が立て込み、電車に乗り遅れてしまう。そこで急遽高速バスを使うことになったのだが何せ都会から田舎までの大移動、高速バス一つではあまり頼りがいが無かった。
定刻通りバスに乗り込んだ私は最前列の席に座った。
お土産のえんびフライに喜ぶ子供たちの顔を思いうかべながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると若い男性がノソノソとやってきた。彼は悪びれもせず「あたかもしれない」、そう言い放った。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが鼻をついた。どうやらあの男が鼻息を荒くしサッカーボールを磨いていたようだ。
イライラしているとバスはギンモクセイの木があるのSAにたどり着く。私は気分を変えるためSAで用を済ませ都会で買ったえんびフライの箱にSAで買ったアイスに付属していたドライアイスを入れ異臭の放つバスへと戻る。
これ以上は体力の無駄だ、私は異臭とバスの揺れの中、目を閉じろとする。
しかしその瞬間後方であの男の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
せっかくのえんびフライが台無しだ。

レグ作

よく戸部くんの真似をしている中学生視点

国語の授業で戸部くんが九州で大学の入学式に行っていたと知った私は、戸部くんが乗るであろう九州行きの高速バスにタイムスリップした。
私の席は後方部中央左。ルロイ修道士や夏実など国語で見たことのある人がぞろぞろと乗る中、隣の席には火縄銃を隠し持った兵十が座った。
「君、兵十だよね」、その一言を言おうとしたが、押し堪えた。もし私が話しかければ、ごんぎつねを撃った未来がなくなってしまう。
と、考え事をしていると、あることに気づく。戸部くんがバスに居ない。バスを見渡そうとした時、一人の男が悪びれるそぶりも見せずバスに乗り込んだ。
あっ戸部くんだ。戸部くんは周りの乗客を睨みながら、「あたかもしれない」という名言を述べながら席に着く。名言を目の前で聞けたことに感動して思わず涙を流す
早くサインを貰いたい。だが私が乗った長距離バスは4列。前の席の戸部くんの元に行くには、隣の兵十が邪魔でサインを貰いに行けない。仕方が無い、後でサインをもらうことにしよう。
しばらくすると戸部くんは鞄を開け、泥だらけのサッカーボールを取り出し食べ始めた。
しばらくするとバスは休憩の為、ギンモクセイの木のあるSAに入った。私は戸部くんを追ったがどこかに消えてしまったのでバスに戻った。
前列の戸部くんはSAの名物を食べながらボール磨きをしていたようで、またも時間を守らず遅刻した。
ようやく目的地の九州へ向けバスが出発した。後ろからペンと紙を用意しサインを貰おうと思った時、戸部くんが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
やっぱり戸部くんって、わけがわからない。

チョコン作

ヤンおばさん視点

明日は九州で金持ちの結婚式。客から豆腐をぼったくり、なんとか交通費を貯めた。わたしは金がないので長距離バスを利用して行くことにした。
時間がすぎても出発しないので床に誰かの落とし物が落ちてないか見ていると、金を持ってそうなガキが乗ってくる。彼に全員から冷ややかな視線が送られる「あたかもしれない」とか意味不明なことをブツブツ言ってて腹立つ。
わたしが乗る長距離バスは4列だ。金で選んだのは失敗だった。狭いシートにコンパスのような足と尻が痛む。 よくこんな乗り物に乗っていられるものだなと驚きが隠せない。
到着するまで寝ようと思ったが隣が金持ちの修道士ということもあり緊張して寝られなかった。わたしはあの修道士から金を巻き上げるためにキリスト教信者だと嘘をつき近づく。
しばらくすると、あのデブ男がガサゴソと包装紙からたくさんのボールを取り出し磨きだす。彼が落とした野球ボールをこっそりポケットに入れた。
その時の泥の異臭が鼻につき再び腹痛を引き起こしてしまった。あの田舎の匂いを思い出す。
しばらく落し物を探しているとバスはギンモクセイの木があるSAで休憩についた。ギンモクセイの木があるSAにはたくさん自動販売機がありわたしは時間を忘れて自販機から誰かが落とした金を探した。
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、前の男が椅子をガタガタとし出す。財布でも落とさないかな、そう思った瞬間
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
金を持ってそうなクソガキの奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

ゆいお作

シンタとシュンタ視点

明日、九州で同窓会があるらしいので、親友のシュンタと共に夜行バスに乗った。長時間の夜行バス移動は辛いが、乗り物に揺られ疲れ果てたシュンタの顔が面白い。ここは面白いと思うしかない。意を決して乗り込んだ。
一通り時間が経つも、バスは定時になっても出発しない。多少のアクシデントは面白いと思うタイプだが、こうも遅れては単純にいらつく・・・と思った矢先、遅れた乗客がようやく乗り込んできた。
かなり小柄な男だった。自分もガリガリだという自覚はあるがそれ以上で、ぶつぶつとつぶやく低い声も気味が悪い。「あたかもしれない」などと意味不明な事を言っていて余計気味が悪い。
男はバスが走り出してからも鼻息荒く泥の臭いを漂わせサッカーボールを磨き、定期的に奇声をあげるなど、仕事で幾度と無く長距離バスを利用している私にとっても初めての経験だった。
俺も初め「バスが送り込んだ刺客だw」なんて茶化していたものの、奴の異常性を目の当たりにし段々と怯えるようになり、流石のシュンタも本気で苛ついているように見える。
挙句、サービスエリアで、道をふさいで食べ物片手にサッカーボール磨きをしていて非常に迷惑だった。シュンタも寝たし、俺も寝ることにしよう。バスが動き出すと同時にまぶたを閉じる。
ところが出発してものの数分で例の男がガタガタと震えだした。うるささに怒鳴ってやろうかと思った瞬間、
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!」
久々にシュンタと気が合った。

ちょうちょうさん作

ぐうちゃん視点

冒険家で俺のことを知らない者はいない、人は私を天才冒険家と呼ぶ。今日は福岡の空港のに向かう為に甥とともに高速バスに乗ることになった。
本来ならば電車を使うべきだが、新年度前という時期のせいで新幹線の予約が取れず、仕方なく高速バスを使うことになった。とはいえ何せ東京から福岡までの大移動、乗り物酔いが心配である。
定刻通りバスに乗り込んだ私と私の甥は中部左側の座席に座った。
「アイスプラネットが本当にあることを証明してやる」と心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると大学生くらいの男性がチンタラやってきた。歳は甥と同じか年上と見た。彼は悪びれる様子はおろか「あたかもしれない」とぶつぶつ呟きながらバス後方へ歩いて行った。
「お前は珍獣かよ」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を真一文字にし黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが流れてきた。どうやらあの男がゴシゴシとサッカーボールを磨いていた。
「あいつはアフリカの民族よりも常識がないな」そう思いながら私が眉をしかめているとバスは銀木犀の木があるSAにたどり着いた。私は乗り物酔いを抑えるためSAで用を済ませ冷たい水でうがいし、酔い止め薬を服用したのち再び異臭の放つバスへと戻る。
まだ道のりは長い、私は異臭とバスの揺れの中、翌日の仕事に向けて髪の分け目を指でなぞり目を閉じようとする。
しかしその刹那後方であの男の叫び声が響いてきた。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
奴の恐ろしさはアナコンダ以上だ。

岡本和也作

ディオニス王の手下視点

俺はディオニス王の手下。メロスという男の邪魔をし、セリヌンティウスを処刑させろという命令を受けた為、長距離バスに乗っていた。このバスにメロスがいるという情報を得たからである。
俺は監視する。シートの下にに隠れているメロスを。しかし、まだ奴には手を出さない。何事にも順番とお約束と云うのがある。あいつがこのバスから出るであろうその時まで待つ必要がある。
それにてもバスが定刻を過ぎても発車しない。どうやらまだ乗っていない奴がいるようだ。全く、迷惑な奴だ。
だがそのお陰でメロスの計画も少し狂うだろう。タイムリミットが迫っているぞ、メロス。
暫くして男が「あたかもしれない」と呟きながらバスに乗り込んで来た。俺以外の全員が怪訝な目で見ている。でも彼のおかげでメロスのタイムリミットが迫っている。感謝しなければ。
そしてこの男が座ったのがまさにメロスが隠れている席だった。俺は少しメロスが気の毒になった。何とこの男は泥だらけのサッカーボールを磨き始めたのだ。
みんな迷惑そうにしているが一番キツイのは彼の下に隠れているメロスだろう。メロスは苦し紛れに催眠ガスを出したがあいつからの匂いの方がよっぽど堪える。
見ろよ。今度は泥をポロポロこぼしながら磨きやがる。あれでは泥が目に染みるだろう。隣の女の子が泣きそうになっている。乗客には気の毒だが俺は心の中でもっとやれと思っていた。
事態は一度目の休憩を終えた後に急変した。椅子の下に隠れていたメロスがバスから脱出しようとしたのだ。もうあの男に我慢が出来なかったのであろう。
こうなれば、致し方ない。アイツは窓から抜け出した後、違う車の中に入るだろう。俺はその時を待ち、槍を身構えた。とその時だった。
「もぉダメだと思ったことがあたかもしれない!!我慢できないと思ったことがあたかもしれない!!漏れちゃうと思ったことがあたかもしれないィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
これで俺は昇格だ。ありがとう。

ヘブン作


真夏の夜のあたかも

サッカー部・あたかもの裏技

エーミール「そうかそうか、つまり俺は疲れたんだな」
戸部「疲れと思ったことがあたかもしれない」「今日すっげえきつかったと思ったこともあたかもしれない」
エーミール「そうかそうか、つまり俺は部活を辞めたくなったんだな」

「ボール!ボール!」
戸部「汚れてるか気になったことがあたかもしれない」
エーミール「そうかそうか、つまりボールは汚れますよ」

エーミール「そうかそうか、つまりこの辺に、ウマいラーメン屋の屋台が来てるらしいんだな。」
戸部「行きたいと思ったことがあたかもしれない。」
エーミール「そうかそうか、つまり夜いきましょうね」
戸部「そうだと思ったことがあたかもしれない(適当)。
あっそうだ(唐突)、おい夏実、お前さっき俺等が着替えてるときチラチラ見てただろと思ったことがあたかもしれない」
夏実「いや見てないわよ」
戸部「嘘つけ、ぜったい見てたと思ったことがあたかもしれない」
夏実「なんで見る必要なんかあるのよ(正論)」
エーミール「そうかそうか、つまりお前さっき脱ぎ終わった時になかなか風呂来なかったよな?」
戸部「そうだと思ったことがあたかもしれない(便乗)」
夏実「イヤソンナコト…」
戸部「見たけりゃ見せてやると思ったことがあたかもしれない」

みうきむ作

インタビュー

―じゃあ、まず年齢を教えてくれる?
戸部「13歳だと思ったことがあたかもしれない」
―13歳?もう働いてるの、じゃあ?
戸部「学生だと思ったことがあたかもしれない」
ー学生?あっ(察し)ふーん…
ー身長と体重はどれくらいあるの?
戸部「身長が155センチで体重が50kgだと思ったことがあたかもしれない。」
ー50kg? 今なんか、やってるの?スポーツ、すごいガッチリしてるよね
戸部「特にはやってないと思ったことがあたかもしれないが、サッカーは、やっていると思ったことがあたかもしれない」
ー彼女とかはいるの?今…
戸部「今はいないと思ったことがあたかもしれない」
ー今はいない?いつまでいたの?
戸部「こ… 去年だと思ったことがあたかもしれない」
ー去年?
戸部「はい、だと思ったことがあたかもしれない」
ー植物園とかは行くの?
戸部「いったことあると思ったことがあたかもしれない」
ーどういう植物が好きなの?
戸部「やっぱり俺は王道を征く、 ギンモクセイだと思ったことがあたかもしれない」
ーあっ銀木犀?でもなかなかないでしょ銀木犀…
戸部「ギンモクセイはいい匂いだと思ったことがあたかもしれない」
ーじゃあ、ボール磨きとかっていうのは?
戸部「やりますねぇと思ったことがあたかもしれない」
ーやるんだ
戸部「やりますやりますと思ったことがあたかもしれない」
ー週、何回とかってのは…
戸部「何回って感じじゃないけど頻繁にやっていると思ったことがあたかもしれない」

やじゅとお作


お色気

仲良しだった戸部くんと公園で遊んでいた日には、決まって水着を着て全裸の戸部くんの服を脱がした。
衣服を脱いだ戸部くん。必死に股間を隠そうとするも夏実が後ろから押さえて手で隠せないようにした。戸部くんは涙を流していた。
私の眼前には戸部くんの小さな銀木犀の木とぶらぶら揺れる2つのサッカーボールまじまじと目撃された。
得体の知れない物に見えた。
まるでエイリアンを目撃するかのようだった。
まるで得体の知れない生物と対峙する心持ちで銀木犀の木に魅入っている私に、戸部くんが話しかけてくる。
恥ずかしいと思ったことがあたかもしれない。
戸部くんは顔を真っ赤にして言った。私はさらに調子に乗り、皮を剥いた。戸部くんの銀木犀の木からピンクの生々しい物が出現した。すると、銀木犀の木はさらに膨張した。これは私が初めて見た男の人の銀木犀が大きくなる瞬間だった。
この光景を笑いながら見ていた私の友達や近所の幼稚園児くらいの女の子にも触らせてあげた。すると近所の女の子が勢い余って戸部くんのサッカーボールを潰してしまった。戸部くんは発狂した。それを見た女の子たちや私たちは大笑い。余りに面白かったのでもう一つのサッカーボールも潰した。
戸部くんは気絶してしまったので、公園に放置した。次の日全裸の戸部くんは警察に発見され、公然わいせつ罪で逮捕され、少年院行きになった。

さーもん作

やったかもしれない。

昨日の8月15日にいつもの中学生の夏実(13歳)と先日メールくれた汚れ好きの修道士のじいちゃん (69歳)と俺(13歳)の3人で県北にある銀木犀の木があるの土手の下で盛りあったと思ったことがあたかもしれない。 今日は明日が休みなんでコンビニでサッカーボールとポプリを買ってから滅多に人が来ない所なんで、 そこでしこたまサッカーボールを磨いてからやりはじめたと思ったことがあたかもしれない。 3人で銀木犀の木を舐めあいながら地下足袋だけになり持って来た野球ボールを3個ずつ入れあったことがあたかもしれない。 しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしていると思ったことがあたかもしれない。 中学生の夏実にけつの穴をなめさせながら、修道士のけつの穴を舐めてたら、 先に修道士がわしの口に糞をドバーっと出して来たことがあたかもしれない。それと同時に夏実も俺も糞を出したことがあたかもしれない。もう顔中、糞まみれだと思ったことがあたかもしれない、 3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、 糞まみれの銀木犀の木を舐めあって小便で浣腸したりしたことがあたかもしれない。ああ~~たまらないと思ったことがあたかもしれない。 しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちいいと思ったことがあたかもしれない。中学生の夏実のけつの穴に俺の銀木犀の木を突うずるっ込んでやると けつの穴が糞と小便でずるずるして気持ちが良いと思ったことがあたかもしれない。 修道士も夏実の口に銀木犀の木を突っ込んで腰をつかって居ることがあたかもしれない。 糞まみれの修道士の銀木犀の木を掻きながら、思い切り銀木犀の色の液を発射したことがあたかもしれない。 それからは、もうめちゃくちゃに夏実と修道士の糞銀木犀の木を舐めあい、 糞を塗りあい、二回も男汁を出したことがあたかもしれない。もう一度やりたいと思ったことがあたかもしれない。 やはり大勢で糞まみれになると最高だと思ったことがあたかもしれない。こんな、変態中学生男子と糞あそびしないか気になったことがあたかもしれない。 ああ~~早く糞まみれになりたいかもしれない。 星の花がの木の下であえる奴なら最高だと思ったことがあたかもしれない。俺は163*90*53,夏実は165*75*60、だと思ったことがあたかもしれない。糞まみれでやりたいやつ、至急、メールくれと思ったことがあたかもしれない。 土方姿のまま浣腸して、糞だらけでやるかもしれない。

変態糞戸部方作

夏実と野球拳

俺は今、サッカー部の友達と夏実、私と家で遊んでいるのがあたかもしれない。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と巨乳な夏実。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の女だと思ったことがあたかもしれない。

完璧な夏実だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれることがあたかもしれない。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をしたいと思ったことがあたかもしれない。
するとその時、サッカー部の友達がこんなことを言い出したことがあたかもしれない。
「そうかそうか、つまり戸部と夏実は野球拳で勝負してみろよ?」
「野球拳?」
夏実はきっと戸惑ったことがあたかもしれない。
俺も野球拳をしたかったことがあたかもしれない。
単純に彼女を脱がしてみたいだけ、それ以外の目的などほぼないかもしれない。
だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきたかもしれない。裸も見てみたいかもしれない。
友達なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くと嫌われるかもしれない。だからできれば自然な流れでいきたいかもしれない。
というのがオレの計画。


「そうかそうか、つまり野球拳はジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルールなんだな」

「うん、まあ知ってるけど……」

「どう? ちょっとだけやってみたいと思ったことがあたかもしれない」

「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」

夏実は少し照れた。超可愛いと思ったことがあたかもしれない。

「いいじゃん、オレたち友達なんだからと思ったことがあたかもしれない」

「……ま、まあ、別にいいけど……」

「そうかそうか、つまり決まりだな」


夏実といやらしいゲームの始まりだと思ったことがあたかもしれない。

ははは、実はオレジャンケン強いと思ったことがあたかもしれない。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきたことがあたかもしれない。
今回も負ける気しないと思ったことがあたかもしれない。夏実が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないと思ったことがあたかもしれない。


「そうかそうか、じゃあいくぞ」

「了解だと思ったことがあたかもしれない」

「最初はグー、ジャーンケーン……」


「ポン!」


1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。

夏実の勝ちだと思ったことがあたかもしれない。

初戦は負けてしまったことがあたかもしれない。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あると思ったことがあたかもしれない。ハンデだと思ったことがあたかもしれない。


「あの……私が勝ったよ?」

夏実は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言ったかもしれない。

「ああ、わかってると思ったことがあたかもしれない。」

ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないと思ったことがあたかもしれない。
負けた方は身につけているものを1枚取るかもしれない。

オレは腕時計を外し、テーブルに置いたかもしれない。

「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」

「ズルくないと思ったことがあたかもしれない。さあ2回戦があたかもしれない」

「ジャーンケーン……」



―――



 ……おかしいと思ったことがあたかもしれない。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。

夏実の状態はまったく変わってないことがあたかもしれない。1枚たりとも服を脱いでいないことがあたかもしれない

対してオレは……
カエル柄のパンツ一丁かもしれない。

ジャンケンはまさかの彼女の全勝。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められた。

何回ジャンケンしたっけ? 10回くらいはしたと思うんだが。まさかここまで1回も勝てないとは……
彼女、ジャンケン最強なのかよ。知らなかった。

今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな彼女の前で晒すことになるとは……羞恥と屈辱でいっぱいだった。


「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」

彼女はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言った。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり彼女は優しい。
しかし、その優しさが逆に俺に屈辱を与える。


「いや、まだだ! まだやる!」

「え、でも……」

彼女の視線はオレの下半身に行く。彼女はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。

「やるって言ったらやる! 男に二言はない! まだ勝負は終わらない!」

オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまう。

ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値がある。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやる。


「いくぞ!」

「う、うん……」

「ジャーンケーン……」

「ポン!」


緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。

オレはパーを出した。彼女は……


チョキ。


オレは背筋が凍りついた。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けた。

フルチンが決定した瞬間だった。
オレは絶望で震える。


「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」

彼女に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられた気分だ。


「いや、負けは負けだ。脱ぐ」

威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかない。


「いや、いいよホントに……」

ずっと平静だった彼女の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
勝負中は一切動じなかったのに決着後になった途端こんな慌てられるのも、オレにとっては最上級の屈辱だった。


ガシッ

オレは自らのボクサーパンツを掴んだ。

「えっ!? 本当に脱ぐの……!?」

「だから脱ぐって言ってんだろ」

「冗談だと思ってた……」

「冗談でこんな勝負仕掛けないよ」


ズッ……ズルッ……
今、大好きな彼女と家デート中。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と**(確認後掲載)で最高の彼女。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の彼女であった。

完璧な彼女だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれる。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をした。


「なぁ、野球拳で勝負してみないか?」

「野球拳?」


単純に彼女を脱がしてみたいだけ。それ以外の目的などほぼない。
理想の彼女なんだけど、付き合い始めたばかりでまだセックスしてないんだよな。ていうか裸を見たことすらまだない。お互いに裸を見せ合った経験もない。

そんなんで彼女と言えるのか? って自分でも思うが、至って健全でピュアなカップルなんだよオレたちは。

だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきた。裸も見たいしヤりたい。
彼女なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くのもがっついてると思われそうなんでできれば自然な流れでいきたい。

どうやって自然にセックスに持ち込むかずっと悩んでたんだけど、まずはゲーム感覚でちょっとだけ脱がしてみて、少しずついやらしい雰囲気に慣れていってそこからセックスに持っていこう、というのがオレの計画。


「野球拳。ジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルール」

「うん、まあ知ってるけど……」

「どう? ちょっとだけやってみない? ちょっとだけでいいから、ね?」

「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」

彼女は少し照れた。超可愛い。

「いいじゃん、オレたち恋人なんだからさ」

「……ま、まあ、別にいいけど……」

「よっしゃ決まり! じゃあさっそくやろう!」


やったぜ。彼女といやらしいゲームの始まりだ。

ははは、実はオレジャンケン強いんだよね。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきた。
今回も負ける気しない。彼女が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないだろ。


「じゃあいくぞ」

「うん」

「最初はグー、ジャーンケーン……」


「ポン!」


1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。

彼女の勝ち。

チッ、初戦は負けちまったか。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あるからな。ハンデだハンデ。


「あの……私が勝ったよ?」

彼女は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言った。

「ああ、わかってるよ」

ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないからな。
負けた方は身につけているものを1枚取る。

オレは腕時計を外し、テーブルに置く。

「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」

「ズルくない。身につけてるもの一つだから。さあ2回戦だ」

「ジャーンケーン……」



―――



 ……おかしい。どうしてこうなった。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。

彼女の状態はまったく変わってない。1枚たりとも服を脱いでいない。

対してオレは……
パンツ一丁。

ジャンケンはまさかの彼女の全勝。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められた。

何回ジャンケンしたっけ? 10回くらいはしたと思うんだが。まさかここまで1回も勝てないとは……
彼女、ジャンケン最強なのかよ。知らなかった。

今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな彼女の前で晒すことになるとは……羞恥と屈辱でいっぱいだった。


「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」

彼女はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言った。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり彼女は優しい。
しかし、その優しさが逆に俺に屈辱を与える。


「いや、まだだ! まだやる!」

「え、でも……」

彼女の視線はオレの下半身に行く。彼女はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。

「やるって言ったらやる! 男に二言はない! まだ勝負は終わらない!」

オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまう。

ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値がある。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやる。


「いくぞ!」

「う、うん……」

「ジャーンケーン……」

「ポン!」


緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。

オレはパーを出した。彼女は……


チョキ。


オレは背筋が凍りついた。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けた。

フルチンが決定した瞬間だった。
オレは絶望で震える。


「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」

彼女に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられた気分だ。


「いや、負けは負けだ。脱ぐ」

威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかない。


「いや、いいよホントに……」

ずっと平静だった彼女の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
勝負中は一切動じなかったのに決着後になった途端こんな慌てられるのも、オレにとっては最上級の屈辱だった。


ガシッ

オレは自らのボクサーパンツを掴んだ。

「えっ!? 本当に脱ぐの……!?」

「だから脱ぐって言ってんだろ」

「冗談だと思ってた……」

「冗談でこんな勝負仕掛けないよ」


ズッ……ズルッ……
今、大好きな彼女と家デート中。
オレの隣にいるのは、めちゃくちゃ可愛くてゆるふわな髪と**(確認後掲載)で最高の彼女。
さらに性格もとても優しくて文句のつけようがない理想の彼女であった。

完璧な彼女だからこそ、ちょっとだけ汚してみたい、歪めてみたい、辱めてみたい、なんて邪な感情が生まれる。
本当にちょっとだけ。ちょっとだけ彼女をいじめてみたいなんて思ったオレはある提案をした。


「なぁ、野球拳で勝負してみないか?」

「野球拳?」


単純に彼女を脱がしてみたいだけ。それ以外の目的などほぼない。
理想の彼女なんだけど、付き合い始めたばかりでまだセックスしてないんだよな。ていうか裸を見たことすらまだない。お互いに裸を見せ合った経験もない。

そんなんで彼女と言えるのか? って自分でも思うが、至って健全でピュアなカップルなんだよオレたちは。

だがそろそろオレの方が我慢できなくなってきた。裸も見たいしヤりたい。
彼女なんだからお願いすればいいだろというだけの話なんだけど、いきなり直球で行くのもがっついてると思われそうなんでできれば自然な流れでいきたい。

どうやって自然にセックスに持ち込むかずっと悩んでたんだけど、まずはゲーム感覚でちょっとだけ脱がしてみて、少しずついやらしい雰囲気に慣れていってそこからセックスに持っていこう、というのがオレの計画。


「野球拳。ジャンケンで負けた方が1枚ずつ服を脱いでいくルール」

「うん、まあ知ってるけど……」

「どう? ちょっとだけやってみない? ちょっとだけでいいから、ね?」

「うーん、どうしようかな……恥ずかしいな……」

彼女は少し照れた。超可愛い。

「いいじゃん、オレたち恋人なんだからさ」

「……ま、まあ、別にいいけど……」

「よっしゃ決まり! じゃあさっそくやろう!」


やったぜ。彼女といやらしいゲームの始まりだ。

ははは、実はオレジャンケン強いんだよね。小さい頃からジャンケンで勝ちまくってめっちゃ得してきた。
今回も負ける気しない。彼女が脱いだ方が絶対需要高いんだから、オレが負けるわけないだろ。


「じゃあいくぞ」

「うん」

「最初はグー、ジャーンケーン……」


「ポン!」


1回目のジャンケンの結果。
オレはグー、彼女はパー。

彼女の勝ち。

チッ、初戦は負けちまったか。まあいい、オレの全勝で彼女を裸に剥いてしまうってのもイジメみたいで罪悪感あるからな。ハンデだハンデ。


「あの……私が勝ったよ?」

彼女は勝っても浮かれたりせずに遠慮がちに言った。

「ああ、わかってるよ」

ルールはちゃんと守らないと勝負はおもしろくないからな。
負けた方は身につけているものを1枚取る。

オレは腕時計を外し、テーブルに置く。

「えっ、腕時計なの? なんかズルくない?」

「ズルくない。身につけてるもの一つだから。さあ2回戦だ」

「ジャーンケーン……」



―――



 ……おかしい。どうしてこうなった。こんなはずは……
何度かジャンケンをして、現在の状況。

彼女の状態はまったく変わってない。1枚たりとも服を脱いでいない。

対してオレは……
パンツ一丁。

ジャンケンはまさかの彼女の全勝、信じられないことがあたかもしれない。
オレは腕時計とかヘアバンドとかでごまかしたりもしたが、それでもパンツ一丁まで追い詰められたことがあたかもしれない。

まさか夏実がジャンケン最強だったことがあたかもしれない。

今日に限って変な柄のパンツを履いてきてしまった。ボクサーパンツでもっこりしちまってて、それを大好きな夏実の前で晒すことになるとは、恥ずかしいと思ったことがあたかもしれない。


「あの……もうそろそろ終わりでいいかな?」

夏実はそう言った。パンツ一丁の俺を見ても特にリアクションはなく、平静なままそう言ったかもしれない。
これ以上はまずいと判断して俺に温情をかけたのだろう。やはり夏実は優しいと思ったことがあたかもしれない。
しかし、サッカー部の仲間がそれを許さず、続けさせたことがあたかもしれない。


「そうかそうか、つまり戸部はそんなやつなんだな」

「え、でも……」

夏実の視線はオレの下半身に行く。夏実はとても申し訳なさそうに、心配そうにしている。

「そうかそうか、戸部、やるって言ったらやれ! 男に二言はないだろ! まだ勝負は終わらない!」

オレを守るものはあと1枚しかない。あと1回負けたら、オレは彼女の前でスッポンポン、フルチンになってしまうかもしれない。

ここから怒涛の巻き返しをしてやる。オレは勝つ。彼女の裸を見るために。
まあ、負けたらフルチンになるくらいの大きなリスクは必要だろう。彼女の裸はそれくらいの価値があることがあたかもしれない。
服の上からでもハッキリわかる豊満な膨らみ。その中身を見れるためなら、オレは威厳もプライドも懸けてやると思ったことがあたかもしれない。


「あたかも!」

「う、うん……」

「ジャーンケーン……」

「ポン!」


緊張感が最高潮まで高まる、勝負の結果が出る瞬間。

オレはパーを出したことがあたかもしれない。彼女は……


チョキ。


オレは背筋が凍りついたかもしれない。
全身全霊をかけた魂のジャンケン。あっさり負けたことがあたかもしれない。
フルチンが決定した瞬間だったことがあたかもしれない。
オレは絶望で震えることがあたかもしれない。


「あの、別にいいよ? 脱がなくても……」

夏実に情けをかけられる。惨めなオレにさらに追い打ちをかけられたことがあたかもしれない。


「いや、負けは負けだ。脱ぐと思ったことがあたかもしれない」

威厳とプライドを懸けたんだ。勝負をふっかけたのもオレ。ここで脱げませんなんて言ったらクソ以下だ。脱ぐしかないと思ったことがあたかもしれない。


「いや、いいよホントに……」

ずっと平静だった夏実の表情に初めての変化が見られた。慌てたようにオレを止めようとした。
しかしサッカー部がそれを許さず、ついにエーミールが俺を脱がそうとしてきた。


ガシッ

エーミールは俺のボクサーパンツを掴んだことがあたかもしれない。

「そうかそうか、つまり戸部は脱げないんだな」

「だから脱ぐって言ってんだろ」

夏実の親友の女もサッカー部の男子につられて脱げコールを行う。


ズッ……ズルッ……
ボクサーパンツをゆっくりとずり下ろす。息が詰まりそうな緊張感が走る。
股間を隠すのとパンツを脱がすのを頑張って同時に行う。脱いだパンツはその辺に放り投げたことがあたかもしれない。


オレはみんなの前でスッポンポンになった。こんな姿を見せるのは初めてなことがあたかもしれない。
両手で必死に股間を隠し、それ以外はすべてさらけ出した。
サッカー部の友達は大ブーイング、夏実の親友は俺の尻の写真を撮っている。

「……! っ……」

彼女も少しだけ動揺し、頬を少し赤く染めて、俯いて視線を逸らす。
オレはそんな彼女の反応を見て強い性的興奮を覚えたかもしれない。

キャーキャーと喚くわけでもなく、キレるわけでもなく、おとなしく控えめな態度を維持しながらもちょっと照れてるのがわかる。この反応がたまらなくエロいと感じたと思ったことがあたかもしれない。
ヤバイ……アレがなんか大きくなりそうだと思ったことがあたかもしれない。
なんで興奮してんだよオレは……彼女の裸を見て興奮するのならわかるが、逆に裸を見られて、オレだけスッポンポンに剥かれてる状況でなんでここまで興奮してるんだよと思ったことがあたかもしれない。

自分でも全くわからないが、何かの扉を、新しい世界への扉を開いてしまった感覚があったことがあたかもしれない。
何かに目覚めてしまった。自覚した瞬間また大きくなるのを感じたかもしれない。
 
その時だった、俺は苛立ったエーミールと夏実の親友に手を掴まれ、強引に剥がされたことがあたかもしれない。

「そうかそうか、どうだ夏実?」

「いや、どうだって言われても……困るよ……」

赤面した顔で目を瞑る彼女もグッと股間に来たかもしれない。
すると夏実の親友も俺の股間を見て言った。
「罰ゲームだから仕方ないわよねー、それにしてもちっちゃーい、赤ちゃんみたい!」

「え、えぇっ……!?赤ちゃん!?」

夏実も気になってチラチラ観ていることがあたかもしれない。

「もういいと思ったことがあたかもしれない!好きにみろと思ったことがあたかもしれない!」

「……う……うん……」

「…………」

「…………」
夏実は俺の股間をまじまじと見始めた。夏実の親友は俺の股間を写真に撮り始めた。
「キャハハ、超ちいさーい!グループラインに送ろー!」
「やめてほしいと思ったことがあたかもしれない!」
「プルプル揺れててかわいいー」
それを聞いたサッカー部の友達は大笑い、夏実もクスクス笑っていた。
俺は恥ずかしくてたまらなかったことがあたかもしれない
そしてグループラインに送られてしまったことがあたかもしれない。他の女子がそれを拡散していることに気づいたことがあたかもしれない。
俺は余りにも腹が立ったのでエーミールのズボンも脱がせた。エーミールのものはものすごく大きく、エーミールも夏実に自分から見せつけ始めたので、余計に悔しかったことがあたかもしれない
最後は全身に落書きをされて、金玉を潰されて、写真を撮られまくった後、家から追い出されたことがあたかもしれない。

マハーアタカモ師作